ジェネシス更新担当の中西です!
さて
ジェネシスの雑学講座~メンテナンス~
ということで、釣り具販売業者が推奨する釣り具のメンテナンス方法と、その頻度やポイント について詳しく解説します♪
釣り具は、適切なメンテナンスを行うことで耐久性を延ばし、快適な釣りを楽しむことができます。ロッド(釣り竿)、リール、ライン、ルアーなど、それぞれの釣り具には適したメンテナンス方法があり、特に海釣りでは塩害対策が重要 になります。
1. 釣り具メンテナンスの重要性
釣り具のメンテナンスを怠ると、以下のような問題が発生する可能性があります。
① 耐久性の低下(劣化・故障)
- リールのギアが錆びて回転が悪くなる
- ロッドのガイドが摩耗し、ラインが切れやすくなる
- ラインが紫外線や摩擦で劣化し、魚を逃しやすくなる
② 釣果への悪影響
- 汚れたルアーは光の反射が悪くなり、魚の反応が鈍くなる
- フックが錆びると貫通力が低下し、バラシが増える
- リールの回転がスムーズでないと、巻き上げ時の操作性が低下する
③ 釣り具の寿命を延ばす
適切なメンテナンスを行えば、釣り具の寿命は2倍以上 に延びることもあります。特に高価なリールやロッドは、長く使うために定期的な手入れが必要です。
2. 釣り具のメンテナンス方法と頻度
① ロッド(釣り竿)のメンテナンス
メンテナンス頻度の目安
- 釣行後:水洗い&乾燥
- 月1回:ジョイント部分・ガイドの点検
- 年1回:ワックスやコーティング剤で保護
具体的なメンテナンス方法
- 釣行後は必ず真水で洗う(特に海釣り後は塩分をしっかり落とす)
- 柔らかい布で拭いて乾燥させる(直射日光や高温を避ける)
- ガイドの摩耗チェック(傷があるとラインが傷つきやすい)
- ジョイント部分の緩みや汚れを確認(隙間に砂が入ると破損の原因)
- ロッド全体にワックスや専用コーティングを塗布(表面保護&光沢を保つ)
② リールのメンテナンス
メンテナンス頻度の目安
- 釣行後:水洗い&乾燥
- 月1回:グリス&オイル補充、ドラグ調整
- 年1回:分解清掃(メーカーオーバーホール推奨)
具体的なメンテナンス方法
- リール全体を真水で軽く洗浄(直接水をかけず、濡れた布で拭く)
- スプール・ハンドル・ドラグ部分の汚れを拭き取る
- リールオイルを回転部分に塗布(ベアリング・ギア部分)
- ドラグを緩めて保管(ドラグを締めたままだとパッキンが劣化しやすい)
- 1年に1回、専門業者で分解清掃を依頼するのもおすすめ
③ ライン(釣り糸)のメンテナンス
メンテナンス頻度の目安
- 釣行後:水洗い(特にPEライン)
- 3~6か月ごと:巻き替え(ナイロン・フロロ)
- 1年ごと:PEラインの交換
具体的なメンテナンス方法
- 釣行後、ラインを水で軽く洗う(特にPEラインは塩分に弱い)
- 乾燥させた後、PEラインには専用コーティングスプレーを使用
- ナイロン・フロロラインは半年ごとに巻き替え(劣化を防ぐ)
- PEラインは1年ごとに交換(細かい傷が入ると突然切れる原因になる)
④ ルアー・フックのメンテナンス
メンテナンス頻度の目安
- 釣行後:水洗い&乾燥
- 使用前:フックの鋭さチェック
- 定期的に:フック交換(錆びや摩耗が見られたら即交換)
具体的なメンテナンス方法
- 使用後のルアーは水洗いし、乾燥させる(特に海釣り後は塩抜きが必須)
- フックの錆びチェック&交換(錆びたフックはバラシの原因)
- ルアーの塗装剥がれを防ぐため、個別収納を心掛ける
- 木製ルアーの場合は、コーティングを定期的に塗り直す
3. 釣り具メンテナンスのまとめ
釣り具 |
メンテナンス頻度 |
メンテナンス方法 |
ロッド |
釣行後・月1回・年1回 |
水洗い、ワックス塗布、ガイド点検 |
リール |
釣行後・月1回・年1回 |
水拭き、オイル塗布、ドラグ調整 |
ライン |
釣行後・半年ごと・年1回 |
水洗い、巻き替え、スプレー使用 |
ルアー・フック |
釣行後・使用前・定期 |
水洗い、フック交換、塗装保護 |
適切なメンテナンスを行うことで、釣り具の寿命が延び、より快適な釣りを楽しむことができます。特に、海釣りでは塩害対策が不可欠 なので、使用後の洗浄を徹底しましょう!
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